工学部学内の無線LANを使用していますが遅くなったり、時には突然ネットワークから切断されてしまいます。

非常に便利な無線LANですが、欠点もあります。

工学部学内に限った話では無く無線LANの運用上の特性に、1つのアクセスポイントに多数の利用者が集中しやすいことがあります。このような状態では、遅延(レスポンスの悪化)や接続できない等の事象が生じやすいです(多くの人が一斉に携帯電話を使った時と似たような状態)。また、電波を使用している性質上、ノイズ(同じ無線LANの干渉)や遮蔽物の影響を受けやすく、 有線LANに比べると不安定な部分があります。無線LANはどんどん改良が進んで速度も速くなってきており、便利であることを疑う余地は無いのですが、安定性や確実性では有線LANの方が優れていると思います。

工学部学内で無線LANを利用しているときに、以下のような現象が発生したら、可能であるならば有線LANの使用をおすすめします。

  • 遠隔授業などを受講している時に映像がコマ落ちしたり音声が途切れる
  • TeraTermなどを使ってプログラミング演習をしている時にキーボード入力の反応が遅い(TeraTermが反応しなくなる)