「ウィルス(トロイの木馬)に感染しました。サポートへ電話してください。」などと画面に表示され、アラーム音が鳴り響きパソコンの操作ができません!
びっくりしたと思いますが、慌てずまずは落ち着いてください。結論を言うと、サポート詐欺ですので、画面に表示されている電話番号には絶対に電話をしないでください。マイクロソフトやPCメーカーなどのサポート窓口に繋がるような表示・表現になっていますが、嘘(うそ)です。
警告画面を閉じるには
- キーボードの「ESC」キーを3秒くらい押すと、ウィンドウを閉じるための「X」アイコンが画面右上に現れるので、クリックしてください。「ページを移動しますか?」と表示されたら「移動」をクリックします。
- 上記1が出来なければ、キーボードの「Ctrl」「Alt」「Delete」キーを同時に押します。青い背景の画面の中央に「ロック、ユーザーの切り替え、サインアウト、パスワードの変更、タスクマネージャー、キャンセル」が現れます。画面右下にある「電源アイコン」をクリックするとメニューが開くので、「再起動」を選択します。
ブラウザを再び開くと、「ページの復元」をするかを問うウィンドウが開くことがありますが、復元せずに「X」アイコンで閉じてください。
ちなみに、電話をかけると相手はパソコンを遠隔操作をするための設定をさせようとして、必要な操作の説明を始めます。遠隔操作ができるようになると、パソコンを遠隔操作してサポート料金と称して多額の金銭の支払いを要求してきます。この間に、パソコン本体内に保存されているパソコン使用者の情報(個人情報、各種パスワードなど)が、抜き取られる可能性があります。
参考情報:警察庁 サポート詐欺対策