古いWindowsは使用出来ますか?
2025年10月15日の時点で、MicrosoftがサポートしてるWindowsOSはWindow11です。工学部ではサポートが終了したWindowsOSの使用を認めていません(=使用できません)。MicrosoftのWebで公開されている情報をまとめると以下のようになっていました。
| サポート終了日 | サポート状態 | 備考 | |
| Windows Vista | 2017 年 4 月 11 日 | サポート完全終了 | |
| Windows7 | 2020 年 1 月 14 日 | サポート完全終了 | |
| Windows8 | なし | サポート完全終了 | |
| Windows8.1 | 2023 年 1 月 10 日 | サポート完全終了 | |
| Windows10 | 2025 年 10 月 14 日 | 通常サポート終了 | 1年間限定の「拡張セキュリティ更新プログラム」(Extended Security Update:ESU)がある |
| Windows11 | サポート中 | サポート中 | サポート中のバージョンに注意が必要 |
Windows8.1以前のWindoiwsは、Microsoftのサポートが完全に終了しているため、セキュリティ上の不具合が見つかっても更新(修正)プログラムが提供されません。セキュリティ上の不具合が有るまま使い続けると本人のパソコンはもとより、第三者のパソコンへのウィルス感染を引き起こす原因となったり、PCを乗っ取られて犯罪に巻き込まれたりするなどの危険性があります。「最新のアンチウィルスソフトが入っているから大丈夫」ということにはなりません。
Windows10は、1年間限定の「拡張セキュリティ更新プログラム(Extended Security Update:ESU)」で、更新(修正)プログラムの提供を受けることができますが、登録が必要です。場合によっては、料金を支払わなければなりません。Windows11へアップグレードする、または新しいPCに買い替えるまでの一時的な問題回避策です。詳細は、Microsoft公式情報をご覧ください
なお、Windows11の新しいバージョン(22H2などと表記されます)は、年に2回リリースされています。Windows11の新しいバージョン(21H2などと表記されます)は、年に2回リリースされています。新しいバージョンのリリース後は、24ヶ月間サポートされます。お使いのWindowsのバージョンがサポート終了になる前に、最新バージョンへアップデートする必要があります。
定期的にWindowsUpdateを実施していれば継続してサポートされるはずですが、WindowsUpdateを全く実施していない場合は、サポートが終了していて、WindowsUpdateが出来ない状態になることがあります(手動で最新バージョンのWindowsにアップデートすることができます)。
Windowsのサポート詳細はMicrosoftライフサイクルポリシーやMicrosoftのライフサイクルに関する FAQ – Windowsをご覧ください。