古いWindowsは使用出来ますか?
2024年2月1日の時点で、MicrosoftがサポートしてるWindowsO.S.はWindow10/11です。工学部ではサポートが終了したWindowsO.S.の使用を認めていません(=使用できません)。MicrosoftのWebで公開されている情報をまとめると以下のようになっていました。
サポート終了日 | サポート状態 | 備考 | |
Windows Vista | 2017 年 4 月 11 日 | サポート完全終了 | |
Windows7 | 2020 年 1 月 14 日 | サポート完全終了 | |
Windows8 | なし | サポート完全終了 | |
Windows8.1 | 2023 年 1 月 10 日 | サポート完全終了 | |
Windows10 | 2025 年 10 月 14 日 | サポート中 | サポート中のバージョンに注意が必要 |
Windows11 | サポート中のバージョンに注意が必要 | サポート中 | サポート中のバージョンに注意が必要 |
Windows8.1以前のWindoiwsO.S.は、Microsoftのサポートが終了しているため、セキュリティ上の不具合が見つかっても更新(修正)プログラムが提供されません。セキュリティ上の不具合が有るまま使い続けると本人のパソコンはもとより、第三者のパソコンへのウィルス感染を引き起こす原因となったり、PCを乗っ取られて犯罪に巻き込まれたりするなどの危険性があります。「最新のアンチウィルスソフトが入っているから大丈夫」ということにはなりません。
工学部への入学時に、自宅でお使いのノートPCを持参して使用する場合は、WindowsO.S.のバージョンにご注意ください。たとえば、2024年度入学の新入生が自宅からWindows10のノートPCを持参した場合、現在公式発表されているサポート期限を踏まえると卒業を前にWindows10のサポートが終了してしまいます。そのときは、WindowsO.S.のバージョンアップまたはPCの新規購入などが必要になります。
なお、Windows10の新しいバージョン(22H2などと表記されます)は、年に2回リリースされています。Windows11の新しいバージョン(21H2などと表記されます)は、年に2回リリースされています。一般的なユーザーが使用するWindowsは、新しいバージョンのリリース後、Windows10では18ヶ月間、Windows11では24ヶ月間サポートされます。お使いのWindowsのバージョンがサポート終了になる前に、最新バージョンへアップデートする必要があります。
定期的にWindowsUpdateを実施していれば継続してサポートされるはずですが、WindowsUpdateを全く実施していない場合は、サポートが終了していて、WindowsUpdateが出来ない状態になることがあります(手動で最新バージョンのWindowsにアップデートすることができます)。
Windowsのサポート詳細はMicrosoftライフサイクルポリシーやMicrosoftのライフサイクルに関する FAQ – Windowsをご覧ください。